ギア解説
- メイン効率0,3(9)
オフロは基本的に弾をばら撒いて事故らせるのがキルソースであり、塗りにもなるため最低限欲しい量です。
本当は1,1(13)積みにして盾展開後の残弾数を増やしたかったのですが妥協してます。
※オーバーフロッシャーのメイン効率調整目安
ギア量 | 弾数 |
---|---|
0,1(3) | 12+1発 |
0,3(9) | 12+2発 |
1,1(13) | 12+3発(ここからサブ後に5+1発) |
0,6(18) | 12+4発 |
1,4(22) | 12+5発 |
0,9(27) | 12+6発 |
1,7(31) | 12+7発(ここからサブ後に5+2発) |
インク回復0,2(6)
エリア管理での息切れを緩和。また、v4.8.0にてスプラシールドの展開が5F早くなったため、シールドを積極的に使う目的で積んでます。オフロの対面性能の弱さをカバーし、キャンピングシェルターのパージを相殺させるテクニックもあるため多用する場面が多いかと。ラストスパート1,0(10)
今回の目玉です。上記のインク効率調整に上乗せすることで発動すれば
残り30カウントor残り30秒時のフルスペックは0,8(24)相当が上乗せされ
メイン効率3,1(33)/サブ効率0,8(24)/インク回復3,0(30)相当
つまり、メイン:12+7発/サブ後10発/インク回復力:イカ時1.36倍/ヒト時1.81倍という
インクを垂れ流すお化けになります。
ガチエリアというルールは基本的に守備側が強く、一度有利状況が出来上がってしまえばカウントがすごく進むし、進まされます。そのため、
大量リードされる、試合終盤に逆転されるといった場面における踏ん張りとして強いためルールと相性が良いと思います。
「初動で負け、ペナルティすらつけられずに押し切られた」「リードしていたのに最後に盤面を奪われ、焦って打開しようとする拙攻を潰され逆転された」という場面はエリアあるあるではないでしょうか?ラストスパートはまさにそこに活きるため、ルールと相性のいい積む価値のあるギアだと思います。サーマルインク1,0(10)
他のブキと違い、直撃など特定の条件は不要で、何バウンドしようが跳弾しようが1粒でもカスれば作動します。
単純な情報アド、曲射や跳弾で壁裏に逃げられた時の追い討ちや炙り出しにも利用できるため非常に相性が良いです。対物攻撃力アップ1,0(10)
このギア構成はホコ向けでなくエリア向けですが、対イカスフィア、バブルランチャー、ナイスダマ破壊、対物アメフラシによるアーマー剥がし、ビーコン、スプリンクラーのような設置サブの破壊など
エリアでも活用できる場面は多いです。メイン性能0,2(6)
メイン性能のオフロに対する効果はメインの塗り能力アップになり、エリア管理に強くなる、塗り強化でスペシャル増加量アップも兼ねる、対面で敵の足元を奪いやすくなる等恩恵があります。イカ速0,2(6)
メインの弾速が遅く、フルヒットが安定しない対面が弱いオフロはスプラッシュシールドの利用が生命線になります。
また、追い詰められた時に置いた盾内に逃げ込んだり、盾の表裏を維持するのにイカ速があると良いです。
このギア構成での立ち回り(長文注意)
まず、ガチエリアのルールをおさらいします。「ガチエリアを確保し、守りぬき、100カウント経過orカウントリードしてタイムアップ」でしたね。
その上でオーバーフロッシャーがどう貢献できるか考えます。
- エリア確保(打開)
エリアの確保はチームの総合塗り能力で塗り勝つことですが、そのための手段は- 単純な塗り勝ち
- 相手をキルして塗り能力を削ぐ
なわけですが、オフロは弾が遅くて能動的にキルを取ることが不得手です。なので、まず塗り勝つことを目指しましょう。幸い、メインのそこそこの塗り能力・塗り射程を持つため、弾幕で圧をかけつつ比較的安全にエリア塗りを行えますし、スプラッシュシールドで強引に前に出たり、相手のエリア塗りを直接妨害したりでき、スペシャルのアメフラシは塗りと打開に優秀な性能があるため、局所的な塗り合いはなかなかの能力があります。
ですが、そんなものは人数が五分であったり、相手チームよりこちらの塗り能力がある前提でしか通用しない話です。塗り軸に固執して相手にスペシャルゲージを献上するだけになってはいけません。せいぜい人数五分なときや、スペシャルを持ってる時に1人程度なら誤魔化せますが、2:4などになったらまず勝てないので、キル軸にすぐに切り替えましょう。
能動的なキルは不得手なため、味方と行動し、協力してキルを取ることを心掛けます。良くも悪くも特徴的な弾であるオフロはたった一振りしただけでおおよその位置、ブキ種がバレてしまうため、裏取りや単独行動を苦手とするからです。
能動的なキルが不得手なオフロですが、アメフラシを持ってる状態なら、それがかなり緩和されます。広範囲にスリップダメージを与えるアメフラシによってメインの“事故率”が上がるからです。雨そのものの敵を退かす能力、曲射や跳弾で遮蔽物越しにも弾をばら撒けるメインの相性は抜群です。
まとめると、スペシャルを溜めてチャンスを伺い、味方と行動し、なるべく能動的なキルを取り、少しでも有利になったら塗り合い能力で強引にエリアを確保するといったところでしょうか。
ここまで書きましたが、これはあくまで基本であり、今回の目玉のラストスパートが作動すれば少し変わってきます。ラスパ時はとんでもない塗りお化けになるため、多少人数不利だろうがスプラシールドを惜しみなく使って強引にエリアに居座り、押し切りましょう。今のあなたは無尽蔵にインクを垂れ流せるお化けです。インクタンクをなかなか使いきれないくらいのパワーを振り回しましょう。
エリアの守備(抑え)
抑えの場面こそいよいよこのブキの本領発揮です。メインは能動的キルは苦手なものの、受動的キルにおいてウザさを存分に発揮できますし、サブのスプラシールドも通路封鎖やエリア防御など妨害に長けており、スペシャルの持続性も相手の打開遅延に優れています。
エリアを確保したら、エリアよりやや前の強ポジに盾をぶっ刺して強引に居座り、相手の打開の突破口に弾幕をばら撒いて嫌がらせしましょう、打開を焦って事故死してくれたらしめたものです。ついでにスペシャルを溜めておき、メインサブで延々と嫌がらせしてカウントを稼ぎます。
嫌がらせしつつも、冷静に両軍の生存状況やSPをこまめにチェックし、人数不利になったり、相手のエリア確保に強力な打開SP(バブルランチャー、アメフラシ、ボムピッチャーなど)の溜まり、使用に合わせてこちらのアメフラシを吐きます。少しずつ後退しつつも盾置きと弾幕でギリギリまで嫌がらせして敵打開を遅延させます。
残り試合時間30秒を切ったらカウント取られてなくてもラスパが作動し塗りお化けになれます。逆転を許さず押し切りましょう。大詰め
ノックアウトがいけそうだったり、リード状況で試合終了を迎えられそうになったら、詰めを意識します。アメフラシを溜めておき、カウントが残り15カウント、もしくはカウントリード状況で残り試合時間10秒の時に、エリアにスプラシールドを置き、エリアにより長く滞留できるようにアメフラシを流せばだいたいそのまま逃げ切られます。