はじめに

ケルビン525のギア構成です。
メイン性能アップを採用した意図などを解説していきます。

ケルビン525について

スライド前とスライド後で異なる性能をしたメインに、索敵や火力補強のソースとなるトラップと打開の起点となるジェットパックを組み合わせた武器です。
スライド後の硬直をカバーしづらかったり、塗り性能が低かったりしますが、デコやベッチューよりも明らかに攻撃的な構成と言えます。
つまり、この武器で活躍するためにはとにかくキルをとることが大事です。
幸いメインのキル性能は申し分なく、ジェットパックによるキル性能の補強とされていますが、やはり後衛武器に狩られやすいです。
ジェットパックが唯一の遠距離攻撃手段とはいえ、使い所を考えないと狩られる可能性が高いです。
デコのシールドによる維持性能やヘイト買い性能もなければ、ベッチューのようなアーマーとタンサンボムの塗りでサポートに回るような立ち回りもできません。
強いて言えばトラップのマーキングで味方の援護ができるくらいです。
ここで、トラップとメインの射撃によるコンボが強いと思われるかもしれませんが、実際はこのコンボは相手がダメージを負っていないと成立しません。
この武器のスライド後射撃のダメージは52.5ダメージ、トラップの直撃ダメージは45ダメージです。
52.5+45=97.5ダメなので、結局2発必要になってしまいます。
この問題を解消すべく、メイン性能アップを採用した次第です。
メイン性能アップ採用によって、キルで貢献するという試合を通しやすくします。

ギアについて

メイン性能アップ　1.5
スペシャル性能アップ　0.2
相手インク影響軽減　0.1
爆風ダメージ軽減・改　0.1
カムバック
ステルスジャンプ

ギア解説

• メイン性能アップ
  今回のポイントとなるギアです。
  まずメイン性能アップによって、先程のトラップ直撃+スライド後の射撃1発で倒せるようになります。
  本当は0.3積みでも決まるコンボですが、爆風ダメージ軽減・改をつけている人がほとんどなので1.5積み安定。
  トラップコンボはセンサーが付与されるため相手からしたら回避しづらいです。
  そして、1.5積みによってスライド前の射撃1発+スライド後の射撃1発の組み合わせでも倒せるようになります。
  なんとピッタリ100ダメージになるという。
  スライド後の射撃は強力ですが、硬直をカバーする手段に乏しい青ケルビンはなるべくスライドを温存したいです。
  また、ケルビンは威力減衰がかかるため、射程ギリギリの敵も2発で倒せる可能性を増やせます。
  キルをする立ち回りを通すためには確実性を増しておくべきです。

• スペシャル性能アップ
  スペシャルのジェットパックでキルを取りやすくするために採用しました。
  キルをどれだけ取れたかによって今後の展開が変わります。
  スペ性無しでもいいけど直撃に自信ある人だけ。

• 相手インク影響軽減
  無駄なデスを抑えるために採用しました。
  前線寄りで戦う武器でありつつ、塗り性能が低いため相手インクを踏みやすいです。
  0.1つけるとキャラコンがある程度しやすくなります。

• 爆風ダメージ軽減・改
  こちらも無駄なデスを抑えるために採用しました。
  インクアーマーが付与されたら積極的に前に出ることも忘れずに。

• カムバック
  打開時のゲームテンポを上げるために採用しました。
  この武器の特徴として、スライド後の硬直をカバーするものが少ないという点があります。
  硬直が長くデスしやすい=カムバックの発動機会が多いということです。
  カムバック発動時は移動系ギアはもちろんのこと、インク効率も補ってくれたり、ジェットパックが溜めやすくなったりといいことづくしです。
  効果時間内はうまく動きましょう。

• ステルスジャンプ
  安全な前線復帰を心がけるために採用しました。
  ステジャンとケルビン525の相性は良いと思います。
  仮にマーカーが見えたとしてもスライドで逃げられる可能性を秘めています。
  ステジャンの必要性があまりないステージ(ショッツルなど)ならイカ速とかゾンビとか他のギアを積みましょう。

まとめ

イカがでしたか。
役割がはっきりしないと言われがちなこの武器ですが、現環境のトップメタである.52ガロンベッチューよりも射程がいくらか長いため、意外と刺さるかもしれません。
硬直長めのメインにジェットパックという構成で後衛武器には滅法弱いですが、それ以外の武器に対しては持ち前のキル速で圧倒しましょう。