【スプラトゥーン3】ギアパワーの効果一覧と解説

【スプラトゥーン3】ギアパワーの効果一覧と解説

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スプラトゥーンのギアは「アタマ」「フク」「クツ」の3種類のコーデを楽しみながら、バトル中の能力をアップさせるギアパワーという重要な要素がついており、バトルを有利に勝ち進めるための重要な役目を果たします。
この記事では各ギアパワーの効果や、立ち回りやルール、ブキにあわせた使い方やギアパワーの取り入れ方等、ギアパワーについて解説します!
イカクロに投稿いただいたおすすめギア構成も紹介しているので、ギア構成作成の参考にしてはイカがかな?

※ 本解説は2023年2月1日(Ver.2.1.0)現在の内容です

ギアの効果量

ギアパワー効果量の計算方法

ギアパワーは多くつける程、効果が高くなります。
ギアパワーの効果を計算する際、メインギアパワーを「10GP」(GPはギアパワー)、追加ギアパワー1つを「3GP」として計算する方法を用いるのが任天堂公式で用いられている計算式です。この方法は「57表記」と呼ばれています。
1つのギアにはメインギアパワーの枠(10GP)が1つ、追加ギアパワーの枠が最大3つ(3GP×3)ついており、アタマ・フク・クツの3つのギアで合計「57GP」のギアパワーの枠があります。追加ギアパワー3個でメインギアパワー1個よりもやや少ない効果となります。
この枠の中でギアパワーをどう配分して付けるかを検討しましょう。

同一のギアパワーは積めば積むほど1つ分の効果量が落ちる!

「ギアパワーは多くつける程、効果が高くなる」と前述しました。同じギアパワーを付ければ付けるほど「1つあたりの効果量」は低くなっていくため注意が必要です。
ギアパワー20GPは10GPの2倍の効果が出るというわけではない、ということです。

同一ギアパワーを複数付けたときの効果量イメージ

この記事では3.9表記で解説します

ギアパワーのカウント方法としては「57表記」以外に、「3.9表記」があります。「3」はメインギアパワーの個数を表し、「0.9」は追加ギアパワーの個数を表します。
この記事では、解説の便宜上「3.9表記」で表記しています。

通常ギアパワー

アタマ・フク・クツどれにでもメインギアパワーとして付けられる「通常ギアパワー」について解説します。通常ギアパワーは、追加ギアパワーとして付けられます。

インク効率アップ(メイン)

通称
メイン効率
ゲーム内説明
メインウェポンの消費インク量が少なくなります。
解説
このギアパワーを付けると、同じインク残量でより多くのインクをメインウェポンから発射できるようになります。マニューバー系ブキ種のスライド時のインク消費や、傘のガード時のインク消費も抑えられます。インク切れを起こしやすいブキにつけてみると戦闘中の持久力がアップし、立ち回りやすくなります。

おすすめのギア構成

インク効率アップ(サブ)

通称
サブ効率
ゲーム内説明
サブウェポンの消費インク量が少なくなります。
解説
サブウェポン1つあたりに消費するインク量が少なくなります。このギアパワーをたくさん積むと、インク回復をはさまずに、複数のサブウェポンを一度に使うことができるようになる場合もあります。
特に、わかばシューターや、もみじシューターをはじめとしたメインウェポンの威力が低いブキは、サブウェポンをたくさん投げて味方をサポートする機会が多いのでこちらのギアパワーは必須級といえます。
また、クイックボム持ちのブキだと、メインウェポンで敵をキルしきれなかった場合、クイックボムで追い打ちをかける戦法(クイックボムコンボ:クイコン)が多用されます。インク効率アップ(サブ)を積んでおくことで、メインウェポンで戦った後でもすぐにサブウェポンを投げるだけの余裕がある状態で戦えるようになります。

おすすめのギア構成

インク回復力アップ

通称
インク回復
ゲーム内説明
インク回復速度がアップします。
解説
インクの回復速度が速くなります。イカ状態でのインク回復速度だけでなく、ヒト状態で待機しているときも効果が反映されます。インク回復力アップを単体で大量に積むよりは、インク効率アップ(メイン)またはインク効率アップ(サブ)を自分の立ち回りから判断して使用頻度が多いほうのギアパワーを優先してつけるのがおすすめです。
同一のギアパワーを大量に積んでも、積めば積むほど効果率が下がるので、前述の2種類のギアパワーを付けたうえで、こちらのインク回復力アップとの掛け合わせれば、インクの燃費がいいギアを作ることが可能になります。

おすすめのギア構成

ヒト移動速度アップ

通称
ヒト速(ヒトソク)
ゲーム内説明
ヒト状態の移動速度がアップします。
解説
攻撃中・移動中を問わずヒト状態になっているときの移動速度が速くなります。ジェットパック使用時の移動速度にも効果があります。ただし、ローラー種・フデ種のブキの塗り進み速度には効果が反映されないので注意が必要です。
ヒト速を積むことによるメリットは大きく、例えば、ヒト状態でチャージしながらの移動が多いスピナー系ブキでは多く採用されます。
また、ナワバリバトルでは自インクを塗り広げながらの移動が多いので、ヒト速を採用すると効率よく塗り広げられます。他にも、バトル中に撃ち合いが発生したときに射撃しながらステップを加えることで相手のエイムをずらしながら有利に戦えたり、金網や塗れない床面積が多いステージでも効果を発揮しやすいです。

おすすめのギア構成

イカダッシュ速度アップ

通称
イカ速(イカソク)
ゲーム内説明
イカダッシュ時の移動速度がアップします。
解説
イカ状態での移動速度があがります。スプラトゥーンは、素早い状況判断が求められ、味方の交戦中にすばやく駆けつけてカバーを入れたり、ダメージを受けた際は素早く引くことが重要であるため、イカ速は初心者から上級者まで幅広いプレイヤーにおすすめのギアパワーの一つです。
イカニンジャを付けた場合はイカ状態での移動速度が遅くなる性質があるので、それを軽減するためにイカ速を併用するのもおすすめの使い方です。イカニンジャをイカ速で相殺するために必要なギアパワー個数はブキ毎に異なりますが、かなりの数必要な場合もあるので、妥協点を見つけて運用するのが現実的です。
イカニンジャ相殺に必要なイカ速個数(3.9表記)
  • 軽量級:0.7個(または約2.1個)
  • 中量級:0.5個(または約1.2個)
  • 重量級:0.2個

おすすめのギア構成

スペシャル増加量アップ

通称
スペ増(スペゾウ)
ゲーム内説明
スペシャルゲージの増加量がアップします。
解説
スペシャルウェポンを使用するためのスペシャルゲージが溜めやすくなるギアパワーです。特に、デス数を少なくし、スペシャルウェポンを重視した立ち回りをする場合におすすめのギアパワーです。

おすすめのギア構成

スペシャル減少量ダウン

通称
スペ減(スペゲン)
ゲーム内説明
プレイヤーがやられた時のスペシャルゲージの減少量が少なくなります。
解説
やられたときのスペシャルゲージの減少量が下がります。スプラトゥーンでは、相手チームから押し負けている状況下で戦況を覆すためには、スペシャルによる打開が基本となります。押し負けてしまう主な原因としては、自分や味方がデスしてしまい人数不利になってしまうことによるものです。
そこで、デス直後にスペシャルゲージが少しでも溜まった状態で復帰できれば、素早く打開につながるスペシャルウェポンを使用でき、戦況を変えやすくなるでしょう。このギアパワーを0.1個つけるだけで、スペシャル減少量が通常は50%のところ41%となります。スペシャルゲージが溜った状態でデスした場合、スペシャルゲージが60%たまった状態で復帰できるので、お守りギアとして付けるのもおすすめです。
「復活ペナルティアップ」のギアパワーを付けている相手に倒された場合は、スペ減の効果が少し打ち消されてしまいます。

おすすめのギア構成

スペシャル性能アップ

通称
スペ性(スペセイ)
ゲーム内説明
スペシャルウェポンの性能がアップします。
解説
スペシャルウェポンの性能がアップします。効果の出方はどのスペシャルウェポンを使うかによって異なります。使用する際は、どのような効果が出るのか確認してから使うようにしましょう。
効果一覧
  • マルチミサイル:ロックオン範囲が広がり敵を狙いやすくなります。着弾時の塗り半径がわずかに大きくなります。
  • ジェットパック:発動時間が長くなります。ダメージ範囲と塗り範囲が広がり敵を狙いやすくなります。
  • アメフラシ:遠くに投げられるようになり、発動時間が長くなります。
  • ナイスダマ:自動でナイスが溜まる速度が上がります。
  • メガホンレーザー5.1ch:発動時間が長くなります。
  • ウルトラショット:発動時間が長くなります。ダメージ範囲と塗り範囲が広がり敵を狙いやすくなります。
  • ポップソナー:効果範囲が広くなります。
  • カニタンク:発動時間が長くなります。
  • ショクワンダー:発動時間が長くなり、移動時のインク消費量が減ります。
  • トリプルトルネード:遠くに投げられるようになります。
  • エナジースタンド:ドリンクの効果時間が伸びます(冷蔵庫が消滅するまでの時間は変わりません)。
  • キューインキ:吸い込み範囲が広くなります。
  • サメライド:ダメージ範囲と塗り範囲が広がります。
  • グレートバリア:バリアの耐久力が上がります。
  • ウルトラハンコ:発動時間が長くなります。

復活時間短縮

通称
復短(フッタン)・ゾンビ
ゲーム内説明
相手を一人も倒せないまま連続でやられた時、復活時間が短くなります。
解説
相手を一人も倒せずにやられたとき、復活までの時間を短くします。スプラトゥーンではデスしてから復帰するまでに8.5秒かかりますが、このギアを最大まで積んだ場合は4秒短縮されます。
主にデス数が多くなりやすい前線ブキ(スパッタリー・クアッドホッパー・ノヴァブラスター等)に採用されることが多く、トライアンドエラーを重ねて勝機を見出す立ち回りに使用されます。とりわけこの復短を極限まで搭載したギアや戦法は、通称「ゾンビギア」や「ゾンビ戦法」と呼ばれます。
ただ、スプラトゥーンでは1回のデスは重く、勝利につながるキルを入れるタイミングも重要となるため、何も考えずにむやみに博打を打つような場合にはネガティブな見方もあります。勝利につながる戦略をもってこのギアを採用する場合は大変有用なギアなので、玄人向けのギアといえます。復帰時間をより短縮するために、ステルスジャンプやスーパージャンプ時間短縮のギアとの相性がいいです。

おすすめのギア構成

スーパージャンプ時間短縮

通称
ジャン短(ジャンタン)・スパ短(スパタン)
ゲーム内説明
スーパージャンプの時間が短くなります。
解説
スーパージャンプにかかる時間と、ジャンプするまでの隙が短くなります。
対戦中にピンチになったタイミングで生存するためのリスポーンや味方へのジャンプは有用な戦法ですが、ジャンプ入力をしてからジャンプまでには長い隙が発生し、その間にやられてしまうこともあります。
ジャン短を付けていると、その隙時間を短縮し生存確率を上げられます。デスを抑えることによる恩恵は大きく、ほぼすべてのブキにおすすめのギアパワーといえます。追加ギアパワーに1つつけるだけでジャンプまでの隙が27.5%短縮されるのでお守りギアとしてつけておいても良いでしょう。
また、復帰時に味方にジャンプする時間を短縮する目的でも使われることもあります。復帰時のスーパージャンプは敵から狙われやすいことや、ジャンプ先の味方が危険にさらされることがあるという理由からあまりおすすめではありませんが、この戦法を使う場合はステルスジャンプと併せての使用を推奨します。

おすすめのギア構成:短射程ブキ用ギア

サブ性能アップ

通称
サブ性(サブセイ)
ゲーム内説明
サブウェポンの性能がアップします。
解説
サブウェポンの性能がアップします。ボム系のサブウェポンの場合は飛距離が伸び、弾速がアップします。その他のサブウェポンはそれぞれ効果が異なりますので確認してから使用するようにしてください。
効果一覧
  • スプラッシュボム、キューバンボム、クイックボム、ロボットボム、ポイズンミスト、タンサンボム、トーピード:飛距離が伸びる。投げたときの弾速がアップする。
  • カーリングボム:地面を滑る速度がアップし、遠くまで滑走する。
  • トラップ:作動時の爆風範囲が広がる。索敵範囲が広がり、マーキング時間が長くなる。
  • ポイントセンサー:飛距離が伸びる。マーキング時間が長くなる。
  • スプラッシュシールド:耐久力が上がる。
  • スプリンクラー:塗りが弱くなるまでの時間が延びる。
  • ジャンプビーコン:ジャンプビーコンにスーパージャンプする時間を短縮する。設置した本人だけでなく、そのジャンプビーコンにジャンプする味方にも効果がある。
  • ラインマーカー:飛距離がわずかに伸びる。マーキング時間が長くなる。

おすすめのギア構成:スパッタリー

おすすめのギア構成:わかば

相手インク影響軽減

通称
安全靴
ゲーム内説明
相手のインクをふんだ時のダメージや移動速度の減少量が少なくなります。
解説
相手インクを踏むことによる移動制限をやわらげ、スリップダメージの上限を軽減し、スリップダメージを受け始めるまでの時間を延長します。敵インクを踏んでしまうと、足を取られて逃げ遅れてしまうことがありますが、これをやや軽減できます。このギアパワーを大量に積んだとしても、敵インク上では行動が鈍くなることは変わらないので大量に付ける必要はないギアです。
実践では、サブ影響軽減ギア0.2と安全靴0.1を併用でタンサンボムやクイックボム3発の爆風を耐えられるようになります(塗ることができない床の上では安全靴0.1がなくても耐えることができますが、実際の戦闘中にはスリップダメージを考慮する必要があるため安全靴0.1が必要となるのです)。

サブ影響軽減

通称
爆減(バクゲン)
ゲーム内説明
サブウェポンによるダメージや効果を軽減します。
解説
敵のサブウェポンから受けるダメージや影響を軽減できます。スプラ2では同じ位置づけのギアパワーとして「爆発ダメージ軽減・改」というギアパワーが存在し、スペシャルウェポンの爆風(ジェットパック・マルチミサイルなど)を軽減できていました。ところが、スプラ3からはスペシャルウェポンには軽減効果が一切ないので注意が必要です。つまり、ポップソナーによるマーキングの時間短縮や、マルチミサイルから受ける爆風は軽減できません。
おすすめのギア数は0.2個です。解説については、相手インク影響軽減の解説欄を参照してください。

アクション強化

ゲーム内説明
イカロールやイカノボリが行いやすくなるとともに、ジャンプ直後に攻撃するときの射撃のブレが少なくなります。
解説
イカロールやイカノボリがしやすくなり、ジャンプ打ち時のブレを軽減できます。ジャンプ打ちをすると、立ち打ちと比較して射程がやや伸びたり、相手の攻撃をずらしたりできる反面、射撃の弾がブレやすくなるというデメリットがありますが、それを軽減し撃ち合いに安定感を生み出すことができるのがアクション強化の強味です。
フデ系・ローラー系・ワイパー系のブキには弾のブレという概念がないため付ける必要性は少ないです。

おすすめのギア構成:前線ブキ全般

おすすめのギア構成:ハイドラント

アタマ専用ギアパワー

アタマ専用ギアパワーは、アタマギアのメインギアパワーとしてのみ存在するギアパワーで、追加ギアパワーとして付けることができず、ギアのかけらも存在しないギアパワーです。

スタートダッシュ

通称
スタダ
ゲーム内説明
対戦開始から30カウントの間、移動に関する効果がかなりアップします。
解説
バトル開始から30秒間、ヒト移動速度アップ、イカダッシュ速度アップ、相手インク影響軽減の効果がメインギアパワー3個分得られます。
また、効果時間中に相手をキルまたはアシストキルすると、効果が7.5秒ずつ延長されます。試合開始から最前線に出て対面を勝ち続ける自信がある場合には、ギアの恩恵を存分に受けることができますが、効果時間が終了してしまうと無に帰すため、このギアパワーの扱いは難易度が高いといえます。

おすすめのギア構成

ラストスパート

通称
ラスパ
ゲーム内説明
対戦終了の30カウント前からインク効率とインク回復速度がかなりアップします。
解説
試合時間が残り30秒を切るとインク効率アップ(メイン)・インク効率アップ(サブ)・インク回復力アップの効果が追加ギアパワー8個分の効果を発揮します。バンカラマッチでは、残り時間だけでなく、敵の残カウントが50を下回ると効果が少しずつ現れ始め、30以下で最大の効果を発揮します。ラスパ発動後は、インク消費がかなり緩和されるので、インク回復をほぼ気にせず相手と交戦できるようになります。ラスパの効果が発揮される前と後で立ち回りを変えて敵と戦い、カウントが不利な状況下でも有利な戦いを仕掛けて逆転勝利を狙いましょう。ルール別では特にエリアで効果が発揮されやすく、逆にアサリには不向きです。

おすすめのギア構成:シューター

逆境強化

通称
逆境
ゲーム内説明
自チームの人数が相手チームより少ない場合、少しずつスペシャルゲージが増えます。
解説
自チームの人数が相手チームよりも少ない場合に少しずつスペシャルゲージが自動で溜まります。人数不利に追い込まれたときに、スペシャルを使うことによる打開を狙いやすくするためのギアパワーです。
このギアを採用するということは、味方が全滅していても自分だけが生存していることを想定しているため、交戦が起きている位置から遠ざかって安全ばかり確保していると味方負担となってしまいます。自分がデスしてしまっても、ギアの能力を活かしきれないので、運用が難しいギアだといえます。
強いていうと、このギアと比較的相性の良いブキは、マルチミサイルを効率よく回転させることができるラクトやヴァリアブルローラーです。この2種類のブキの戦法としてはマルチミサイルを軸とした戦い方をとることが多いため、スペ増を付けることが推奨されますが、スペ増はたくさん付けても効果量がそこまで伸び辛いため、逆境とかけ合わせての運用も検討の余地があります。

おすすめのギア構成:逆境マルミサギア

カムバック

通称
カムバ
ゲーム内説明
プレイヤーがやられて復帰後、しばらくの間一部の能力がかなりアップします。
解説
復帰後20秒間、インク効率アップ(メイン)、インク効率アップ(サブ)、インク回復力アップ、ヒト移動速度アップ、イカダッシュ速度アップ、スペシャル増加量アップが、それぞれメインギアパワー1個分増加します。前線でキルを狙っていくブキはデスが避けられないのでカムバックとの相性が良いです。デスした直後から20秒間効果を発揮するので、打開力が上がりピンチな状況を打破しやすくなるでしょう。

おすすめのギア構成:プライムコラボ

おすすめのギア構成:スプラローラー

フク専用ギアパワー

フク専用ギアパワーは、フクギアのメインギアパワーとしてのみ存在するギアパワーで、追加ギアパワーとして付けることができず、ギアのかけらも存在しないギアパワーです。
なお、スプラ3からフェス開催時に配布されるフェスTのメインギアパワー「追加ギアパワー倍化」をギアのかけらを使って付け替えることができるようになりました。

イカニンジャ

通称
イカ忍(イカニン)
ゲーム内説明
地面をイカダッシュした時にインクが飛び散らなくなるが、移動速度が少しダウンします。
解説
地面をイカダッシュしたときにインクの飛沫がなくなり、目立たずに移動できるようになります。その反面、移動速度が10%遅くるデメリットがあります(「イカ速効果の20%打ち消し」はVer.2.1.0で廃止)。また、Ver.2.1.0からイカ状態になってから0.5秒までは飛沫が見えるようになりました。
このギアを付けていると目立たずに移動できるので、敵の長射程に近づきやすくなったり、不意打ちのキルをとりやすくなったり、ピンチの時に逃げ切るときにも有効です。ただし、イカ移動の音やイカダッシュ移動時に残るインクの凸凹はそのままなので、自分の位置が完全にバレないというわけではありません。
短射程武器やキルを狙っていきたいブキを使うときに採用されることが多いギアではありますが、イカ移動速度が落ちるため、イカ速ギアとの併用を検討しましょう。
イカニンジャ相殺に必要なイカ速個数(3.9表記)
  • 軽量級:0.7個(または約2.1個)
  • 中量級:0.5個(または約1.2個)
  • 重量級:0.2個

おすすめのギア構成

リベンジ

ゲーム内説明
復活したとき、自分を倒した相手の位置が遠くから見えるようになります。
解説
自分を倒した敵にサーマルインクの効果が付き、その効果はその敵がやられるまで永久に付きます。そしてその敵を自分で倒した場合は、復活ペナルティアップと同等の効果(スペシャル減少量がアップ・復活時間が長くなる)が発動します。
リベンジによるサーマル効果が付いた相手が壁裏にいる場合も遠くから見えるようになるので、曲射が当てやすくなるというメリットや、チャージャーにやられてしまった場合には復活直後からチャージャーの位置を把握した状態で前に出ることができるようになる等のメリットがあります。
前にでてキルをたくさん取りたいプレイヤーにおすすめのギアです。

おすすめのギア構成:ノーチラス

サーマルインク

ゲーム内説明
メインウェポンの弾を直接当てた相手が、しばらくの間遠くから見えるようになります。
解説
メインウェポンの弾(直撃)を当てた相手に16秒間サーマル効果を付与します。サーマル効果はギアをつけている本人のみ視認できます。サーマル状態の敵は壁や障害物の裏にいる場合にもみえるようになります。ただし、サーマル効果が発揮されるのは相手がヒト状態または壁に張り付いている状態の時と、相手と一定の距離がある場合のみです。
一方、サーマル効果が付与された相手からは、自分がサーマルで視認されているかどうか判別できません。逆をいうと、敵にサーマルインクのギアを付けている人がいれば、その敵のメインウェポンの弾を受けてしまった直後は位置バレしている可能性を留意しておく必要があります。
このギアは、メインウェポンのキル性能が低く、敵を倒しきれないことが多いブキで効果が発揮されやすいです(オーバーフロッシャー、ジェットスイーパー等)。サーマルインクの発動条件は、メインウェポンの「直撃」を当てる必要があるため、ブラスター系、スクリュースロッシャー、エクスプロッシャーとの相性はよくありません。

おすすめのギア構成:オフロ

復活ペナルティアップ

通称
ペナアップ・復ペナ(フッペナ)
ゲーム内説明
自プレイヤーと倒した相手のスペシャル減少量と復活時間が増えます。
解説
倒した相手のスペシャル減少量をアップさせ、復活時間を長くする効果がありますが、自分が倒されたときのスペシャル減少量がアップし、復活時間が長くなるという、ハイリスクハイリターンな上級者向けのギアパワーです(Ver.2.1.0にて、エナジースタンドの「復活時間短縮」や「スペシャル減少量ダウン」の効果の打ち消しは廃止)。
また、倒した相手の復活時間短縮のギア効果をある程度打ち消すことができます。
射程が長く、敵を一方的に遠方からキルできるハイドラントやリッター4Kなどのブキを使っている中でも上級者が採用していることが多いギアです。キルがとれず、デスが多い場合にこのギアを付けていると味方負担となるのでうまく使いこなすには十分な練度が必要です。

おすすめのギア構成:リッター4K

追加ギアパワー倍化

ゲーム内説明
このギアについている追加ギアパワーを1つで2コ分の効果にします。
解説
フェス期間中にもらえるフェスTのみについているギアパワーです。このギアの追加ギアパワーにつけたギアパワーは1つで2個分の効果を発揮します。

クツ専用ギアパワー

クツギアのメインギアパワーとしてのみ存在するギアパワーで、追加ギアパワーとして付けることができず、ギアのかけらも存在しないギアパワーです。

ステルスジャンプ

通称
ステジャン
ゲーム内説明
スーパージャンプの着地点を示すマーカーが、はなれた場所から見えなくなります。
解説
スーパージャンプの着地点を示すマーカーが遠くから見えなくなります。短射程ブキの射程以上の距離があればマーカーが見えなくなるので、チャージャー等から着地を狩られにくくなります。ただし、激戦地にジャンプすれば、敵に見つかってしまうリスクが大きいので、スーパージャンプの使うタイミングや飛び先は適宜練習していきましょう。スーパージャンプ時間短縮や、復活時間短縮、カムバック等のギアパワーと掛け合わせることで、よりスムーズな復帰ができるようになります。
このギアは、ルール別だと特にヤグラで効果を発揮しやすく、必須級の強力なギアとなります。なぜなら、このルールではヤグラを前に進めて攻めを継続している側が強いルールだからです。ヤグラを進めるために前線を押し続けましょう。味方が前線を維持してくれている場合は、自分がデスしてもスーパージャンプでスムーズに前線復帰することで攻めを継続できます。

おすすめのギア構成

対物攻撃力アップ

通称
対物
ゲーム内説明
プレイヤー以外の物体に対して攻撃したときのダメージを増やします。
解説
プレイヤー以外の物体に対してのダメージがアップします。主に、ガチホコのバリア、敵のグレートバリア・ポップソナー・カニタンク・ナイスダマ・スプラッシュシールド・スプリンクラー・ジャンプビーコン等に対して効果が発揮されます。特にカニタンクやポップソナー等のやっかいなスペシャルが台頭している現環境ではそれらに対抗するための一つの手段となります。傘系のパージには対物の効果は効かないので注意が必要です。
ルール別だと、ガチホコバトルの初動でホコのバリアを割るときにこの対物ギアを付けていると有利になります。ホコのバリアを割るとスペシャルゲージが大量に溜るため、割った方のチームが初動で有利を取ることができ、ホコでこのギアを採用するメリットは大きいです。
また、敵のほうがホコのバリアを割りやすい編成やギア構成の場合は、最初からバリア割りをせず人数有利を取りにいくという戦法も有効です。初動でお互いのチームメンバーのギアを把握し、試合の流れをイメージするようにしましょう。

おすすめのギア構成:ハイドラント

おすすめのギア構成:バレルスピナー

受け身術

通称
受け身
ゲーム内説明
スーパージャンプ着地時にスティックをたおしておくと着地と同時に前転します。
解説
スーパージャンプの着地時にスティックを倒しておくとその方向へ転がり、着地を狩ろうとしていた敵の攻撃をかわすことができます。ジェットパック・ショクワンダー終了後の着地時にも同様の効果があります。受け身術を使用してから3秒間の間、ヒト移動速度アップ、イカダッシュ速度アップ、相手インク影響軽減のギアパワー効果がそれぞれメインギアパワー3個分発動するので、ジャンプを狩ろうと待ち構えている敵を逆に返り討ちにできるかもしれません。
マニューバー系をはじめとしたスライドができるブキはこのギアパワーを使わなくても代用的な動きができるので、ジャンプマーカー自体が見えづらくなるステルスジャンプの採用が多いです。

おすすめのギア構成:ジムワイパー

少量で効果絶大!おすすめのお守りギアパワー

スペシャル減少量ダウン

0.1個付けるだけでスペシャル減少量を約10%軽減でき、復帰後に効率よくスペシャルを溜め直すことができます。

スーパージャンプ時間短縮

0.1個付けるだけで、ジャンプする前にできる隙(硬直時間)が27.5%軽減されます。スーパージャンプの入力はしていたのにジャンプ前にやられてしまう可能性を下げることができるお守りです。

サブ影響軽減

0.2個つけるのがおすすめです。安全靴0.1との併用でタンサンボムやクイックボムの爆風3発を耐えられるようになります。
また、トラップやセンサーのマーキング時間を短縮できます。

相手インク影響軽減

0.1個を前述のようにサブ影響軽減ギア0.2個と併用するのがおすすめです。

お守りギアのおすすめのギア構成

本記事はイカクロ運営チームの独自調査に基づき作成したものです。
本記事で引用しているゲーム画像、文章等の商標、著作などの知的財産権は各提供元に帰属します。